3. スピーチは見せるもの 【スピーチが上達する技術・30選】

大辞林の解説では、「スピーチとは会合・パーティーなどに集まった人の前でする話」と極めて素っ気なく書いています。
ですから、みなさんが間違うのですね。話の中身を言葉にして、声を使って話すことだと、話す側の視点でしかとらえていません。

私はセミナーでは、こうお教えししています。
スピーチは、言うまでもなくコミュニケーションの一つの手段。道具を使わず人間が持っている機能だけで、目の前の人びとにメッセージを発信することです。
確かに言葉と声を使うことがメインですが、多くの人が見落としていることが2つあります。
コミュニケーションとは、双方向。話す側がいて聞く側が反応することで成立します。
聞く側のことを考えてください。
(1)目の前の聞き手は、話し手を見ている。
(2)人は、目からたくさんの情報を得ようとする。
耳にだけしか訴えなければ、目は退屈してしまいます。
人びとの前でするスピーチは、ラジオ放送ではありません。
テレビです。
話すというアクションだけでは、「私が話す」という一人称でワンウェイ(一方向)でしかありません。
多くの皆さんは上手に話すことを目的にしがちです。
どんなに上手な話でも、相手に伝わらなければゼロ。
伝えてはじめて受け手の反応を引き出すことができます。少々、下手でも伝わったら価値が生まれます。
共感してもらったり、賛同してもらったり、アクションに繋げてもらうことがゴールです。

テレビなのに、言葉と声だけで伝えようとすると伝わる幅が狭く窮屈なものになります。
スピーチは、生身の人間が生身の人びとに向かって発信するのですから、人間の豊かな感性や個性が伝わってくる、「目や手や多様な声の表現」を生き生きと使って、スピーチすることが大事なんです。
自分が上手に話すことより、伝えたいことが相手に伝わるかどうかを大切にしてみてください。
間違いなく、あなたのスピーチは変化します。
さぁ、トライしましょう!

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